• Top
  • >
  • PMD
  • >
  • PMD

updated   2024-11-03

Popular Music Division

ポピュラー・ミュージック部会

 

Popular Music Division(PMD)
ポピュラー・ミュージック部会 発足のお知らせ

 

平成28年度より日本トロンボーン協会が新しい体制を導入、
そして大きく変わろうとしています。

 
 日本トロンボーン協会が結成された当時、故山本正人氏、故永浜幸雄氏、伊藤清氏、松本煕氏、今井順夫氏(現理事長)、井上順平氏(現会長)等々・・・挙げれば切りがありませんが、偉大な先輩達によってこの協会は立ち上げられました。それから早いもので30年近くが経とうとしております。初代会長は元NHK交響楽団首席の伊藤清氏、副会長には元読売交響楽団首席の春山和雄氏、そしてジャズ界からはディキシーランドジャズの老舗「ディキシーキングス」の故薗田憲一氏でありました。
 
 この事からも分かる様に当初の日本トロンボーン協会の会則には「本会は、内外トロンボーン界の相互交流をはかり、また会員の要望に応えられる窓口として我が国の音楽文化の向上に資することを目的とします。」と明記されておりますし、構成会員においては「音楽のジャンルを越えて、トロンボーンを愛する全ての人が入会する資格を有する」と謳われております通り、ジャンルを越えてトロンボーン吹きとその愛好家が集まる場として設立されましたが、当初の目的とは少し違った現在があるのも否定出来ません。
 
 これには様々な要因があると思われますが、特にジャズ、ポップス、あるいはスタジオミュージシャン、J-Popのサポートメンバーとして活躍する方々、そしてアマチュアの方々の会員数がクラシック音楽を中心とした会員に比べたった5パーセント程度でした。
 
 しかし、そんな現状もどこからどう手を付け、開拓して行けば良いのか、手探り状態で進展する事が無かったのです。そこで今回「ポピュラー・ミュージック部会(以下PMD)」という協会内に新しい部署を設けることを提案し、総会にて承認を受けました。基本的には協会と連携して行く事には違いはありませんが、PMD独自で様々な企画が出来る事も目指しております。このPMDを立ち上げるに辺り、多数のプロミュージシャンやアマチュア音楽家と会い、お話を伺う事が出来ましたが、日本トロンボーン協会はクラシック音楽家の集まり・・・という認識が余りにも強かった事、そして協会の存在すら知らないという人も少なくありませんでした。
 
 そんな方々へ一人一人お会いし、お話を聞いて頂き、丁寧に説明をし、そして会員になって頂くという働きかけを致しました。そんな成果もあって今回新しく100人近い方々が会員としてご協力を頂ける事になりました。その旗揚げとしてトロンボーン・フェスティバル前夜祭と銘打って「ジャズ・ポピュラー・アンサンブル・セッション」を開催致しました。
 
 今号(会報100号、2017)でもその模様が報告されておりますが、会場は満席、プロの演奏に引き続き、アマチュアの方々が一緒に演奏をするというお祭り的なコンサートではありましたが、成功させる事が出来ました。ご協力下さったプロの方々、そしてご参加下さった皆様へはこの場をお借りしてお礼を申し上げます。
 
 協会に入会したからといって、協会が何をしてくれるという訳ではありません。我々協会員が、そして中心になるPMDの理事達がそれでも尚、何か会員の方々にメリットを感じて頂けるような企画を進めて参りますし、皆さんで盛り上げて頂ければこんな嬉しい事はありません。今後ともPMDの活動にご期待頂くと共に、皆さんと一緒になって盛り上げていく事が出来ればと願っております。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
 

日本トロンボーン協会副理事長(PMD代表理事)早川隆章 

 協会副理事(PMD代表理事):PMDを立ち上げるに当たって、新しく副会長、副理事長、理事を選出致しました。(2016年4月)
 
 役員は下記に示す通りです。
 
副会長:向井滋春 
 
副理事長(PMD代表理事)早川隆章 
 
常任理事:内田日富、西田幹、橋本佳明、三塚知貴、萩原義高、伊津野忠里、
 
理事:大高實、松林辰郎、佐藤春樹、中路 英明、片岡雄三、高橋朋文、苅込博之、
   志賀聡美、東条あづさ、相楽賢哉、西島 泰介、金子利光
 
詳しくはこちら>>>

 
協会会報第100号(2016年4月発行号)からの転載